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ドラマチック農業の成功例 [1]

~私のヘメロカリス園~ 文 : 岡本守夫

ヘメロカリスはユリ科の多年草。高原のニッコウキスゲやユウスゲ、身近に生えているヤブカンゾウやノカンゾウの仲間達を改良したものです。

私のところでは、10年くらい前からたくさんの人の憩いの場としてヘメロカリス園を花時期(6月下旬~7月中旬)に一般公開しています。

バラ園やハナショウブ園などは、日本各地に数多くあります。ところがヘメロカリス園はまだまだ少なく、ポピュラーな花とは言えません。 ヘメロカリスは非常に丈夫な宿根草で、日当たりさえ良ければ毎年花が咲き、手間もかかりません。品種の数もケタはずれに豊富なので、初心者からマニアまで、近い将来、多くの花好きに愛される花に発展するものと信じています。

園内の植栽にあたっては、同じ色の花が一か所に集まらないよう、なるべく隣同士が色違いの品種となるよう配置しています。それぞれの株にはラベルをつけた支柱を立てて品種名がわかるようにしています。

同時に、そこにさりげなく小さく10とか20などの数字を記しています。これは、それが欲しいという方たちに、あらかじめ価格がわかるようにしてあるのです。10であれば1000円、20は2000円ということです。

同じような赤い花なのに、何故値段が倍も違うの?と最初は疑問を持つ方にも、花を見ながら色の質や花の形、中心部の色の抜け具合など、具体的に説明をしていくと、次第に理解されて、よりいっそう花をじっくり鑑賞してくれるようになります。

また、濃い赤や紫の花を点々とあちこちに配置することで園全体にメリハリがついて生き生きとした感じになります。 それから花の咲く位置も高低差を意識してそれぞれの品種を配置することにより、見る側の上下の視線が動くことで、平坦にならないように高性種、低性種を取り交ぜて来園した方々にゆっくりとヘメロカリスを楽しんでもらえるように構成しています。

園全体のイメージとしては、見た人に万華鏡を覗いた時のような驚きと感動を与えられたら…という思いがあります。 特に曇りの日の満開になった色とりどりのヘメロカリスの美しさは格別です。この素晴らしい情景を、ぜひ多くの人達に見て欲しいと思います。 言葉もなく、ただただ花に見入ってしまう…そんな極楽浄土に迷い込んだかのような世界を演出できたら本望です。

申し訳ありませんが最近入園料として100円をいただくようになりました。これは、当園の環境維持と、私が以前行ったネパールで起きた災害への義援金にあてさせていただいております。

これまでまとまった形でヘメロカリスを見ていない方も、その良さ、美しさを少しでもわかっていただければ嬉しい限りです。栽培容易で、まだまだ奥深く魅力の尽きないこの花が、もっともっと広く多くの人達に愛される花となってほしいものです。

ヘメロカリス園
ヘメロカリス園

ヘメロカリス園

ヘメロカリス園

ヘメロカリス園

岡本自然農園ヘメロカリス園HP


コラム筆者:岡本守夫

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