English / 日本語

Facebookのアイコン

youtubeのアイコン

sitemap

アワチドリ 昔の崖で出ています 2017 夏 文:小川豊明

今年の梅雨は雨が少なく、当所ではほとんど雨が降りません。 異常気象が唱えられて久しいですが、連日のように34℃越えの毎日が続いています。 そんなある日以前から蘭裕園社長から誘われていた千葉県の名花、アワチドリの写真を撮りに行くことになりました。 ちなみに私は2015年まで、アワチドリの自生を見たことがなく、とんでもない崖でかろうじて一株だけ咲いていた物を見ただけであります。

今回行った場所は、今から35年ほど前たくさんのアワチドリが咲いていたという千葉県某所、きれいな清流が流れていたという場所。 この日は連休の初日と言うことで、たくさんの観光客で賑わっている所でした。

遠くからでもよく見ることが出来る大きな岩の下まで行き、首が痛くなるまで見上げること10分、山本氏のあれかな?の声! たしかに崖の上の方に紫色の花のかたまりらしき姿が... それは40mはあろう高さの崖の上、ススキの根元に小さく小さくポツンと紫色の点?それがアワチドリだという、よく見てみようとデジタルカメラのズームで確認するが大きくぶれてしまい、紫の点(花?)が見つかりません。 10分程見つめてやっとそれが本当にアワチドリで尚かつ開花中の個体であることが分かりました。

ピンボケですが崖の様子とアワチドリらしき紫色の影! この地域は35年程前、白花や桃色の個体が採取された所で現在、栽培育種されているアワチドリの故郷でもあるそうです。 その後も首がおかしくなってしまうくらい上を向いて探すこと2時間、数本のアワチドリと対面することが出来ました。 しかし岩一面とかたくさん見られたとかと言うレベルではなく、人の近づけない様な高所や、オーバーハングした崖の岩棚にほんの少し生き延びている様でした。

ススメバチに守られているアワチドリ

距が若干大きいアワチドリ?

ほとんど採取し尽くされた感の強いランではありますが、今日見た花たちが、またたくさん咲き誇る千葉の山を夢見てこの話を閉じようと思います。


コラム筆者:小川豊明

「野生のランに魅せられて」へ戻る

「自然人のコラム」へ戻る

ホームへ戻る