神社仏閣で見つけた野生ラン [1] 風蘭 文:小川豊明

フウラン - 香取神宮編

ここは、以前よりたびたび訪れている神宮の杜。 そろそろ咲いたかなと思いカメラ一つぶら下げ、今年より東京農大に進学した娘を連れて、お参りがてらお花見に行ってきました。 昔からフウランがある御神木まわりの木を首が痛くなる程見回すと、ぽつぽつ白い花が咲いていました。 この御神木は今から35年程前にお正月のお参りの時に何気なく上を見た時に見つけた物で、千葉県の北部でもフウランがあるんだなと思いました。 ちなみに、娘が何気なく「ずいぶん大きな葉だね・・・・」。 そうなんです、以前から私も思っていたのですが、ここのフウラン、よく陽の当たる場所に着生しているのに、そしてほぼ北限に近い場所にあるにもかかわらず、葉が大きく大変立派な株立ち、九州や紀州のフウランのように枝いっぱいに広がった物はありませんが、ポンポンと30cm程のかたまりが地上15m程の所にたくさん着生しておりました。 葉の長さは遠目に見ただけですが、12cm~15cm位で左右に開いたその大きさはチョット大げさですが洋蘭のバンダのようでした。

いつもながら手ぶれバリバリのピンボケですが撮れたての千葉県北限、神様のお膝元のフウランをご覧ください。

フウラン
フウラン
フウラン
フウラン
フウラン
フウラン
フウラン
フウラン
フウラン
フウラン

香取神宮フウラン撮影行


コラム筆者:小川豊明

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