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本当にあった怖い話 [7] 青い幽霊

 今からかれこれ25年くらい前の話です。夏の休暇を兼ねて家族と小清水原生花園や釧路湿原など、北海道のあちこちを野の草を見る目的で歩きました。 ある日の夜のことです。網走刑務所跡を見学したのち、近くの宿に入りました。宿オススメのカニ料理を食べながら、普段は飲まない酒も少しいただき、床にはいるとそのまま熟睡してしまいました。

 夜中、ふと目が覚めると、天井の隅に人の上半身の形をした青く透けた影があるのです。私は「ああ、幽霊か。」という感じでまったく怖いとは思わず、その青い影をしばらくの間眺めていましたが、そのうちにスーッと消えてしまったので、また寝てしまいました。 翌朝、そのことを宿の仲居さんに話したところ、特に驚く様子もなく「出ましたか。」と返事が返ってきました。その時は、私の錯覚だろうということで済ませました。

 数年後、お笑い芸人が全国の有名な心霊スポットを回るという番組をたまたま目にしました。その中の一つに、芸人さんが北海道の旧網走刑務所の裏山の草むらの中を掻き分けて進むシーンがありました。この時は不思議なことはお起きませんでしたが、そのときの解説の中では、この刑務所跡付近で幽霊を見た人は、全員が「青い色をしていた。」と話すそうです。 え、ホントかよ?その訳は、私が夜中に青い幽霊を見たのはその番組よりも何年も前のことだったからです。 もしかしたら、私が青い幽霊を見たという話しが広まったか、あるいはこの場所に青い何かを感じるような現象が存在するのか、真相はわかりませんが、勇気のある方は、真夜中の網走刑務所の裏山へどうぞ。


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