アワチドリ撮ったどー!(撮ってもいいけど盗るなよ!)
2015年6月21日、小川先生が言うには「今年になり何度も房総丘陵の山々へ足をはこび自生のアワチドリを探しているけれどどうしても見つけることができない」との事。じゃあという事で私が2年前の夏に花は終わっていたものの アワチドリの特大株を見た場所を教えてあげました。
6月25日(木)、「南房総の農学校まで届け物をする仕事をかって出てかなりのまわり道をして先日聞いたところへ行ったけれど、またもや見つからなかった。」というのです。そこで今度は紙にエンピツで崖の自生している位置をあわせて自生の様子も詳しく説明してあげました。
2日後、6月27日(土) 夜9時過ぎ、私の研究室のベルが「ピンポーン」と鳴ったのです。この時もまだ当園の企画開発室では2人の男子、そして私と副社長の4人で会議の最中でした。嫌な予感・・・まさか・・・おそらく・・やっぱり思った通りの小川先生でした。足を引きずるように階段を登りながら、話すには、「2日前に聞いた場所へ今朝から出かけ、アワチドリの自生写真が撮れた。そしてその事を帰宅後すぐにコラム記事の原稿にして、届けに来た。」との事。それならばという事で6月27日のような展開になったのですが、残念な事にこの日彼が撮った写真は、ご承知の通り、あまりにもボケボケでこのまま使用し続けるのは恥ずかしかったため予定通り、仕事をやりくりして、エクストレイルを飛ばして自生地へ行ってきました。そして「アワチドリ撮ったどー !」がこれです。2015年6月29日 (月)、撮れたてほやほや、今年のアワチドリの自生の様子 (姿) をお楽しみください。このあとアワチドリだけではなく同じ仲間のクロカミラン、サツマチドリ、ウチョウラン、ヒナチドリなど私が昔 (約40年前) 何度も通い、見てきた自生地での、様子を記す予定でいますのでお楽しみに !
コラム筆者:山本裕之