蘭の祟りじゃ~っ 文:小川豊明

2017年 小川豊明

今まで私は35年間あまり人の行かない様な山奥や、未開の地、途上国など様々なランの!病気の!有りそうな場所に行きました。最近になり以前かかった病気の後遺症とも言えるような各種症状が見え隠れするようになり、体の内外からじわりじわりと私の体を蝕んでいるようです。

コラム、「ギボウシランを尋ねて」でも紹介しましたが、山の中で突然肘がパンパンになり、紫色に腫れ上がる。45日経って紫色は無くなりましたが、肘のしこりは今でもプルンプルン小さくなるどころか、さらに大きく育っています。職場の医務室では象皮病だ!と宣告され仕方なく大学病院に、散々検査をされたあげく、わからないとのこと。菌も出ず、外傷もなく、骨も正常!結局「冷やしておくこと」のみ、インターネットで症状を検索したところ八丈島の七島熱・象足病の症状に近く、34年前に八丈島で感染し、最近になり発病説も無くもない。

45日経過しても私の肘の腫れが悪化し続けています。

この後どうなることやら。

八丈島の「人捨穴」軽い気持ちで行かないこと。先人達のむなしさや、恨み辛みが、きれいな水の中に溜まっているのかもしれません。祟りじゃ。


コラム筆者:小川豊明

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