プラントハンターアジアへ行く! チトワン国立公園編 文:小川豊明
ネパール滞在も5ヶ月たち、ビザの更新のため一度インドへ出国することになり、カトマンドウのバスターミナルからインド国境の町ビルガンジへ、そこからバスと鉄道を乗り継いでガンジス川のほとりの街パトナへ入りました。ここではディズニーランドにあるような外輪船での渡河で、90分程の船旅です。しかし水は大変濁っており流れのない大河でした。 ヒンドゥ教では一生のうち一度は行きたい聖なる河で、川岸では沐浴をする人々がたくさん見られました。そこでまた汽車に乗りかえカルカッタまで2日。なかなか大変です。

ひとまず手続きの後、再び国境の町へ、インド側の国境の町はラクソウル、ここから徒歩でネパールへ入国、係員に「何しに来た」と言われたら、ボールペンを差し出しそのまま入国。 この地方は、インド亜大陸の北の隅でここからに他へ行くとヒマラヤの前山山岳地帯になっていきます。そしてこの地方は熱帯のジャングル地帯でもあり、大きな川が蛇行して、ジャングル地帯が多く湿地になっている所もあり、米作地帯でもありました。 私は、チトワン国立公園内の日本人農家「チトワン エクステンション ファーム」で研修となりました。ここでは現地人のタルー族の人たちに農業の技術を伝授しているところで、とりわけ植林・トウモロコシの栽培法について新しい方法の導入を指導していました。 ある日、私はこの地域のジャングルへランを見に行きたくなり、農場の牛車を借りて山へわけいりました。


農場からジャングルまではおよそ500m、しかしその途中にはラプティー川というサイやワニ・淡水イルカの住む川を渡らなくてなりません。でもこの国のトラックはすごいです!


この牛車トラック、なかなかの優れもの、何処でも走ります。
ジャングルへ入るとありました。着生ランがほとんどで、地生ランは確認できませんでしたそれもそのはず、ジャングル内は湿地帯でグチャグチャで、なにか恐ろしい生物が居そうな気配でした。ジャングルのランアラカルトです。


トラやジャッカル・サイに追われて早々の退却。 地元の子供たちは、年に2~3人トラに食われているらしい、腕のない人もいました。
コラム筆者:小川豊明